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型紙が無いのはつらい。 |
中道先生の服はどれも素敵でコレができたらさぞかし
良いだろうなと思わせるものばかり。
でもやっぱり型紙が無いとできません。
上級者向け裁縫本です。
これで制作できる方ってそういないのでは?
制作過程も難しく解りにくいのもさることながら
どの布地でもこの様に出来上がるのか?
と言われたら完成品の様に行かない布もあると思います。
ポリエステルだとか綿とか書いてくれれば良かったのですが
その表記はありません。
そして人形制作されてる方なので実用性を
あまり考えてない感じが致しました。
上記の方が述べてる通り
とてもじゃないですがアイロンがかけられそうにありません。
人形には向いてるお洋服かと思われます。
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実用的なモノでは無いですが |
見ているだけで楽しいので、本屋さんで思わず購入してしまいました。
どんな複雑な形も、イメージしたモノの型紙を作って、また実際の形を作り上げる・・・という工程の説明は、素人の私にとってとても新鮮で興味深かったです。
作り方の本の通りに作るしか無かったけど、自分でデザインして作る方法を知ることができました。
・・・まぁ、実際に作れるかはわかりませんが。。。
洋裁自体まだまだ初心者なので技術も知識も不足してますが、既製の型紙から応用できるくらいになれば、参考になりそうな気がします。
特に、胸元でクロスさせたりリボンにしたり、というのは既製服でもあるので、自分で作れたらステキだなぁと思いました。
いろいろイメージしていると、トルソーが欲しくなりますww
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良質な参考書として○ |
内容は主に応用的なドレープ、複雑な立体性のある切り返し、ねじり処理等の
特殊ディテールにおいての平面パターンの技能書です。
現場では主にドレーピング(立体裁断)で型作る類いのディテールを、
アマチュアや学生でも簡単に再現出来るよう平面パターンでの
作図方法を示してくれています。
デザイン的には継続的にコレクションを見ている方なら、
見た事のあるディテールばかりかと思います。
よってドンズバで使うよりかは、あくまで理論的な参考として、
個々に応用していくのが面白いかと思います。
モード傾向の強いディテールが多いので、勉強重視の服飾学生さんなら即買いでOK。
実用重視の社会人の方なら一度中を見てからが懸命です。(大手本屋なら結構どこでも見かけます)
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面白かったけど |
第一印象は、どの服もアイロンがかけられない、、、、です。
穴の空いたスカートや、四角いでこぼこのついたワンピースなど、面白いけれど普段に着る洋服を作りたい私には必要のないものでした。
舞台衣装や、ショー用のデザインに興味のある方向きだと思います。
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私は建築家ですが |
建築設計をやっている私ですが、
服を立体から平面におこす作業に新鮮さがありました。
建築家は平面から立体を考えることを優先しがちで、
立体から考えることにおろそかです。
この本はそんな私たちにもためになる本です。
ぜひ建築を専門にされているかたにも読んでもらいたい本です。