子供服 通販

こういうアプローチの本はなかなかないので楽しめました。
それぞれの国の衣装についての説明がもっともっと欲しい気がしましが、
本のボリュームからしても、作りからしても、それには限界があるでしょうね。

ただし、本の内容とは直接関係ないですが、
韓服もアオザイもサリーもとってもとっても素敵で、すごーーく憧れなんですが、
欲しいと思っても、「いつどこで着るんだよ?」と思ってあきらめています。
その国の人じゃない人間が、その国の正装するって、
そこの国にお嫁に行ったとか、その国のパーティにオフィシャルに呼ばれたとでもいうのでもないかぎり、
そうそう軽々しく出来ることなんでしょうか？

私は、チマチョゴリが欲しくて…でも、全くたたみ方やお手入れ方法、作法等全くわからず、この本を買いました。
ページ的にはチョゴリは１５ページしか有りませんでしたが、カラー写真も綺麗だったし、着方やお手入れ方法等、とても丁寧に記載があり助かりました。
この本を持って、今度自分のチョゴリに合うアクセサリーや靴を買いに行きたいと思います。
買うことは無くても、他の民族衣装についてもとても興味深く読めました。

民族衣装が大好きな人にとってはとっても嬉しい
カラー写真満載の本。
チャイナドレス、アオザイ、チマ・チョゴリ、サリーなどが掲載されています。
どれもなかなか可愛いデザインで、見てるだけでうっとり。
ただ、民族衣装をきているモデルさんが素人さんなので、モデルさんを見るとちょっとがっかりしてしまう…
巻末には、民族衣装が買えるお店リストがあります。

民族衣装にチャレンジしてみたい方にはお勧めです。
しかし、30代後半からの女性にはちょっと躊躇する着こなしや色が多いようです。また、「日本で着るのだから」と「決まり事」をあまり重視していないようですが、それがちょっと気になりました。

たとえば「今、チャイナドレスを持ってるけど、そろそろ何か他のも着てみたいかも…」と思っている向きにはおすすめ。基本的なことが押さえられているうえ、メイクの方法など本当に実用的。
ただ、「お土産にもらっちゃったのをどうやって着たらいいのか分からない」という人がターゲットならともかく、自分でオーダーメイドすることまで視野に入れているのなら「（本国ではいろいろ決まりがあるが）日本で着る分には気にしなくてもよい」という記述が散見されるのが気になる。仮にも正装である民族衣装なのだから、知識として決まりごとを知っていた上で、自分なりにコーディネートするのが相手の国の文化に敬意を払うことではないか。
一通り見て楽しんだあと、巻末に紹介されている店できちんと見立ててもらうのが、正しい使い方かもしれない。