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アレンジしやすく、とても解りやすい本です |
きもの服の作り方で見頃がたっぷりだと、
肩巾も広くドロップショルダーになっているデザインが多い中、
この本では、ゆったり・たっぷりなデザインなのに
肩にタックをいれて、肩を落とさず、肩の幅にピッタリのサイズに作り
かちっとしたかんじを出した服や
肩にギャザーを寄せている可愛い服もあります。
直線裁ちなのに、きっちり感ある服に見えるのがいくつもあります。
そういうのが、どれも良いかんじなので、この本はとても気に入りました。
パターンは基本形がABCDとあって、服はその4つのどれかのアレンジで
トップスやワンピースに出来ますのでたいへんわかりやすいです。
このデザインで肩はこうしよう...とか、違うスタイルにすることが出来ます。
脇下で別布を使うはぎあわせなどもあり、
布の組み合わせ方を考えると面白いと思います。
表紙の雰囲気は、昔の洋裁の本っぽいですし
実際、1987年の出版でだいぶ前なのですが、少しも古くありません。
今も重版されているだけあって活用度は高く、ステキな服ができると思います。
内容は濃く、さすがNHKの単行本です。
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NHKらしい本です |
基本パターンで色々作れ、パターンの実物大型紙も付いています。布の取り方から解き方から、NHKらしい詳しい作りです。パターンが簡単な分、着物の布の柔らかさが引立つデザインです。ワンピース、ツーピース(スーツ)、スカート、キュロット、ジャケット等、これ一冊で全て出ていますので、手持ちの本のデザインで、生地は着物でと云う使い方も出来ると思います。