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和の布も素敵 |
同じ著者のアジアの布シリーズ二冊もお洒落で素敵だなと思って拝見していましたが、こちらも布達が素敵です。ただ、デザインがシンプルなだけにそんなに何冊もそろえなくても布を替えればイメージの違う服がたくさん縫えてしまいそうですが(^^;)。
ただ、”和の布”といってもこの本はあえて古布(着物地)は使わず、わざわざ新しい和の布を洋服地と同じ幅に織ってもらい、それを使って服を縫っているそうです。その素材作りの話も載っていて、著者の心意気に感銘を受けました。今はこれと同じ布を手に入れて作るのはたやすいことではなさそうですが、日本の伝統工芸もこんな風に新たな可能性を見いだして残っていくと良いなと思います。ほんの数ページのお話ですが、ここは一見の価値ありです。

