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男の子を持つママさんに特にお勧め |
息子を出産してからというものの、実用的かつおしゃれに見えて、作りやすい型紙が付いている本を探していて、まさにこの本が私の探していたものでした。半袖シャツと長袖スモッグ、パンツ、ジャケットを作りましたが、どれもパーツが少なく、作りやすかったです。ジャケットはキルト素材を使い、アレンジで裏地も付けたのですが、モコモコしたりせず、すっきりした見た目で全く問題なかったです。ただ、パンツを作るときは、丈の長さを確認してから作ることをお勧めします。長く着られるように、丈を長めにして作っておくのもいいかもしれません。同じパターンで色々アレンジできるアイデアが沢山載っていて、とても使える一冊だと思います。
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80センチから、とユニセックスなデザインが特色 |
身長80センチからのパターンで、両性を対象とした型紙ということでは、ONDORI社の「はじめて作るこども服」とかぶります。
縫い方のコツなどは、ONDORI社の方が丁寧です。
手縫いのボタンホールの作り方を図解入りで説明しているかと思うと、パターンの補正はアバウトだったりします。
例えば、身長100センチだけれど、ウエストが80サイズの場合は、本書では、文章で、「ウエストは80サイズ、丈は100サイズのパターンを選んでそのラインをつなぎます」という説明だけ。これで何のことかわからない方は、ちと敷居が高いかもしれません。
因みに型紙は一応デザイン毎にまとまっているので、パターン自体を探すのが大変ということはないです。ただ、一色ずりで線がごちゃごちゃしているので、ラインをつなげてください、といわれて、はい、できました、と言えるような解りやすいパターンではないです。
デザインは雄鶏社のものより、すっきりしたユニセックスデザインが多いです。
子供こどもした原色使いや、スモックなどの「幼児服」の典型がのっていないセイもあると思います。
子供が自分で着易い、脱ぎやすい、という感じのデザインではありませんが、子供の動作の邪魔になるところにボタンがないデザインが多いです。
スカートは短めですが、オーバーパンツを載せていたり、パンツは前開きなしのウエストゴムデザインですが、サンプル写真では、チノパンっぽくて、よさげです。ただ、紙おむつにおしっこ溜まったら、きつくなりそう。ずりおちる分は計算して型紙をおこした方がいいかも。
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着たシルエットもきれい! |
2歳の男の子をもつ洋裁ママです。そろそろニットパンツ以外のスタイルも捜しつつ、なかなか気に入る型紙もないので自分でアレンジしてはイマイチ納得しない日々でしたが…。この本はサイズが80からある上に、一枚の型紙から何種類かのパンツがアレンジ展開されていて、これがまた同じ型紙とは思えない出来上がり。子供に着せてももっちゃりせずにスッキリシルエットなのにはもぅ感動です…しばらく私は市販のパンツを買う必要がありません(笑)
女の子のワンピースも作ってお友達に贈りたい可愛さです。
すでに一番シンプルなパンツをもとに、ワッペンをつけたりタグをつけたりと自分なりに手を加えて何本か作りました。
2歳だからまだわからないと思っていたのに、縫い上がると息子が一緒に喜んで履いてくれる姿が嬉しくて、二重にありがたい1冊になりました。
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シンプルなのが可愛い! |
本書で著者が書いてあるようにこの年代の子の洋服に男女区別はないと云うことを実感しました。(強いて云うなら打合せぐらいなもの)モデルの幼児たちの着用している洋服は色、デザイン共に男女共用でもいいと思います。シンプルなのに幼児の可愛らしさが表現されています。同じデザインでも布の素材を変えることにより、お出かけ着になったり、ジャケット風になったり、ヒントが得られました。パンツ、シャツ、ベストを作りましたが、パターンも扱いやすく、説明の通りやれば初心者でも大丈夫と思います。80,90,100とサイズが並べて印刷されているのでサイズ展開するのもどこを増減すればいいのか分かりやすいです。
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80cmの服が作れます |
1歳児の子供服の本を探していましたが90cmからがほとんどでした。(上級者ならサイズ変更して作ればよいのでしょうが・・・。)初心者の私には80cm?100cmの型紙がついて、丁寧に教えてくれる本書はお気に入りになりました。8種類のポケットや5種類の襟の作り方が詳しく書かれている本に初めて出会いました。手始めにスカートを作ってみましたがシンプルでかわいらしいものが出来ました。パンツやシャツなど男女共に着られる型なので生地によっていろんな表情の洋服が作れると思います。